アジリティとは
スポーツをされている、あるいはされていた方だと、
1度は聞いたことはあるのではないでしょうか。
アジリティと言われると、何が思いつきますか?
ターンの速さ、動きの素早さ、反応の速さなど
とにかく速さですよね。
ざっくりアジリティを言うと、
刺激に反応して、速度や方向が変化する全身を使った素早い動きのこと
らしいです。
つまり、反応が伴わない運動はアジリティではなく、
方向転換(ターン)を指します。
今、どうなっているか、どうすればいいかなど
認知、状況判断をして、意思決定し方向転換を行うこと。
これがアジリティです。
反応(認知、状況判断、情動など)➕方向転換の速さ=アジリティ
ですが、反応が速くても方向転換(ターン)が遅かったら、
もったいないですよね。
今日はターンのやり方をお伝えします。
まずターンをするということは、
その名の通り方向を変えるということです。
力が加わっていた方向とは違う方向に変えないといけません。
それにはまず最初に減速(ブレーキ)が必要です。
トップスピードから減速して止まり、方向を変え、また加速。
ターンをする足の1歩前の脚でいかに減速出来るか、
これがポイント。
股関節も使って、ブレーキをかける。
ここで減速出来なければ、ターンは遅れます。
上手くブレーキをかけれたら、上半身を残してターンをし、
減速した脚でまた加速。
ターンをする脚に体重が乗った時に
加速する脚を少し浮かし、行きたい方向につま先を向ける。
大谷翔平選手で話題になったジャブステップみたいな感じです。
そこからカカトが地面に着かないようにして加速する流れ。
この時に曲線を描いてしまうのはターンはNGです。
なるベく最短距離で移動することで、
速くターン出来るので。
ターンには色々と大事なことが詰まっています。
ここに反応が含まれて、アジリティに。
つくづくアスリートって凄いなと感じます。
色々な選手を見ていると、
特に股関節を使ってのブレーキやストップが出来ていないことが多いです。
ターンをする前に股関節を使えるようにする必要がありそうですね。
ぜひ、この投稿が少しでも参考になればと思います。