「足が遅い子」に多い間違ったスタートの仕方とは?たった1歩の差が勝敗を分ける!

「よーい、ドン!」
運動会やサッカーの試合で、スタートが遅れてしまう——
そんな悩みを抱えていませんか?

実は、足が遅い子に共通して多い“あるスタートのクセ”があります。

それは…
「後ろ足で蹴ってスタートしている」こと。

手前の中村選手は後ろ足スタートで、奥の伊東選手は前足スタート

一見、普通に見えるこの動き。
でも、よく考えてみてください。

後ろ足で蹴るということは、一度体重を後ろに乗せる必要があります。
つまり、進みたい方向と逆に動き出してしまっているんです。

その瞬間、前に出たいのに身体は一歩分後ろへ。
結果として、スタート時点で“一歩の差”が生まれます。

一方で、前足で蹴ってスタートする子は、その場からスムーズに前へ出ることができます。

サッカーなら、このたった一歩の差で
「相手より先にボールに触れる」「前に入り込める」など、試合展開が大きく変わります。

もちろん、リアクションが求められるスポーツでは一度後ろ足に体重をかけるスタートも必要です。
ですが、「あらかじめ進行方向が決まっている場面」では、前足スタートが圧倒的に有利。

実際に、プロ選手の中には状況に応じて使い分けている選手が多くいます。
本当に速い選手は、「どんなスタートでも速く動ける」技術を持っています。

でも、「前足スタートをやってみたけどうまくいかない…」
そんな方も多いかもしれません。

それにはコツがあります。
次回は、誰でもできる「前足スタートをスムーズに切るためのコツ」をご紹介します!

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