「ブリッジができる体がパフォーマンスを変える|胸椎・肋骨・呼吸の重要性とは?」
【スポーツで差がつく体を作る】ブリッジができる人の身体は、なぜ強いのか?
「ブリッジ、できますか?」
この動き、ただの柔軟体操だと思ったら大間違い。
実は今、プロアスリートの間でも再注目されている超・重要トレーニングなんです。

特に野球・テニス・バレーボールなどの“オーバーヘッドスポーツ”では、パフォーマンスに直結すると言われるほど。
この記事では、ブリッジがスポーツの動きにどんな効果をもたらすのか、そしてどうやって安全かつ効果的に取り組むのかを解説していきます。
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【なぜブリッジが重要なのか?】
結論から言うと、しなやかに反れる背中=強いパフォーマンスの土台です。
その鍵を握るのが、「胸椎」と「肋骨」の動きです。
▶ 胸椎とは?

背中の中央にある背骨の一部で、12個の骨が連なり、肋骨と連動しています。
▶ ここが硬いとどうなる?
• 呼吸が浅くなる
• 上半身の回旋(捻り)動作が鈍くなる
• 腕が振りづらくなる
• 腰や肩に負担が集中する
逆に、胸椎と肋骨が動けば、身体の軸が整い、動作が滑らかになり、呼吸も深まる。

スポーツをやっているなら、これだけで大きな差がつきます。
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【ブリッジは“背中の反り”ではなく“全身の連動”】
よくある間違いが「背中を無理やり反らせばいい」と思うこと。
でも実は、ブリッジで本当に使いたいのは、体幹・肩甲骨・股関節の連動です。
さらに、肘が伸びない=背中のアーチが不足している証拠。
肘を頑張って伸ばすのではなく、“自然と肘が伸びる”くらい背中が反れる体を作ることがゴールです。
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【呼吸とのコラボが成功のカギ】
ブリッジにおいて見落とされがちなのが「呼吸」。

なぜ呼吸が重要なのか?
それは、肋骨の動きが呼吸と深く関係しているからです。
▶ 呼吸が整うと…
• 肋骨の可動域が広がる
• 胸椎が動きやすくなる
• コア(体幹)の安定性が上がる
• 緊張が抜け、力みのない動作ができる
呼吸と動きを連動させることで、はじめて“効くブリッジ”になります。
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【まずはここから始めよう:キャット&ドッグ】
前回もご紹介しましたが、再確認。
「キャット&ドッグ」。
背骨の動きと呼吸を連動させる、ブリッジの準備運動として最適です。

以下のポイントを意識:
• 肩に力を入れない
• 首をすくめない
• 腰を反りすぎない
正座や壁を使って、無理なく丁寧に行いましょう。
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【最終ゴールは“ブリッジ歩き”】
理想は「楽にブリッジが取れて、そのまま歩ける」レベル。
ここまでくると、身体全体が連動し、しなやかさと力強さを兼ね備えた動きが可能になります。
たった1日でできるようになるものではありません。
でも、毎日少しずつ取り組めば、確実に変わります。
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【まとめ】ブリッジができる体は、しなやかで強い体
✅ 胸椎と肋骨の柔軟性が高まる
✅ 呼吸が深まり、体幹が安定
✅ 上半身の回旋やスイングがスムーズに
✅ スポーツの動作が軽くなる
✅ パフォーマンスアップ+ケガ予防にも◎
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あなたの体は、もっと動ける
本気でスポーツを頑張りたい人へ。
もっとしなやかに、もっと自由に、もっと強く動ける体を作りたいなら、
「ブリッジ」から始めてみませんか?
継続がすべて。今日が、その第一歩です。